ホーム > ありくり~沖縄の魅力に触れる沖縄の旅~

特集

沖縄の魅力に触れる沖縄の旅

ありくり

*“ありくり”には沖縄方言の「あれもこれも」「あっちもこっちも」の意味が込められています。地域の人に触れ合い、地域の宝に出会う旅。沖縄の特色ある地域のあっちにもこっちにも行ってみたくなる小冊子です

平成26年度 地域観光資源創出支援事業

 沖縄県のリーディング産業に位置づけられている観光産業において、2014年の入域観光客数は初の700万人突破と過去最高を記録しているものの、観光客のリピート率は8割を超えており、また観光ニーズは日々多様化し続けています。この多様化する観光ニーズに対応し、沖縄観光の満足度を高め続けるためには、地域の特色を活かした沖縄ならではの観光資源を創出し、観光メニューの充実を図ることが求められています。そこで沖縄県では、沖縄県内の観光協会、NPO法人といった地域の方々が主体となった新たな観光資源を創出し、それらを活用した着地型観光メニューの造成を促進するため、地域観光資源創出支援事業を実施しております。各地域では、その土地ならではの観光資源を活用し、いままでにない新しい地域の光を観る取り組みを構築しています。沖縄に何度も訪れているファンの方も、初めて沖縄に訪れた方も、地域の魅力に触れてみてください。一般的な沖縄観光とは違う、新しい魅力に気づいていただけると思います。

伊良部島・海人修行ツーリズム

伊良部島・海人修行ツーリズム

300年続く漁師町の暮らしを身をもって経験するインシャ修行の旅

 宮古島の北西に位置する、伊良部島東部の漁師町・佐良浜を舞台に、約300年続く漁法と暮らしのスタイルを現代に伝えるため開発された、画期的な観光商品。漁師町の暮らし自体を体験コンテンツとし、参加者は海人に弟子入りし修行を行いながら、漁村で生きるための適応力を滞在中のアクティビティを通じて体感する。具体的には「民泊」、沖合に設置されたパヤオ(浮き魚礁)周辺での「カツオ一本釣り」、カツオ・マグロの「捌き」、島唄・三線などによる「芸能」、島人のもてなしによる「郷土料理」。そして、悪天候で漁に出られないときは「ハーリー競漕(きょうそう)」など、各種体験メニューが選択できる、前代未聞の修行形ニューツーリズム。
【モニターツアー行程】
  • ①15:30伊良部漁協にて、心得指南や佐良浜の歴史、文化や漁業について学んだ後、地元との交流会。漁船の乗組員仲間(シンカぐゎ)入門許可を受ける。

  • ②1:00弟子入りする漁師宅で住み込み体験。仮眠後、それぞれ準備し、深夜に港を出航。約2時間、船上では師匠から一本釣りの実践的な指導を受ける。

  • ③5:00漁場であるパヤオに着いたら、師匠の動きを観察しながら、全力でカツオ一本釣りに挑戦。繰り返すうちにコツをつかみ、初心者でもそれなりの釣果あり。

  • ④7:00漁の合間を見て、船上での朝食。漁師に手際よく裁かれた新鮮なカツオ盛り沢山のオカズと味噌汁は絶品。船酔いがひどくても頑張って食べるべし。

  • ⑤11:00帰港。釣果の水揚げをヘルプ。その後、師匠の漁師宅に戻り、入浴・仮眠など約2時間の休憩。再び、漁協に戻り、漁獲のカツオやマグロの捌きを実習。

  • ⑥13:00佐良浜式刺身と島の料理で豪華な昼食をいただく。シンカぐゎ認定証を受け取り、地元の踊りである「クイチャー」による離島セレモニーで、解散。

『伊良部島・海人(インシャ)修行ツーリズム』を主催する伊良部漁業協同組合にて、「島や漁師を盛り上げたい」という一心で今回のプロジェクトを牽引する2人のキーパーソン。モニターツアーを通して得た課題や今後の展開を聞いた。
漢那 一浩

JF伊良部漁業協同組合代表理事組合長。漁村の所得向上や収益性の改善、雇用の確保に結びつけ、漁業の発展と漁村の活性化に尽力。

「夏の凪いだ海、そして船上で食べる穫れ立て新鮮カツオの朝食は最高の一言」

 「伊良部大橋の開通に伴い観光客の増加と近年、漁業が厳しいので漁業者が観光客も相手にできるような事業として考えました。このツーリーズムの一番の魅力は、新鮮カツオの船上朝食です。何よりも、捕れたてカツオを漁師が目の前で捌いていただく味は最高です」

普天間 一子

伊良部漁業協同組合会計主任、兼民泊担当。今回の事業では、島人と漁師、そして客を繋ぐ、最も重要な“蝶番”として機能。

「行政や組合、漁師との絆を密にするのが私の仕事です」

 「島の原石である漁師と船、そして島の人をいかに協力関係に持っていき、輝かせるかというのが私の役目です。行政など多方面から力をお借りしながら、漁師と船や地域の協力のもと島の活性化に向け、今年の初夏頃から本格的にスタートできるようにしたいですね」

宮古島

沖縄本島から南西に約300km。大小6つの島から成る。透明度の高い海や風光明媚な景勝地など、見所満載。加えて今年は「伊良部大橋」開通など、ホットな話題に注目が集まる。

宮古島プロフィール
●人口:5万4689人(2015年1月末現在)
●面積:226.48k㎡(圏域の総面積)
  • 伊良部大橋

  • 東平安名崎

  • 砂山ビーチ

  • 渡口の浜

伊良部島・海人修行ツーリズム
なんじょうナイトツーリズム
ウォーターツーリズム
夜間観光メニューの開発
沖縄南部 癒しの女子旅
ありくりVol.1はこちら

なんじょうナイトツーリズム

なんじょうナイトツーリズム

癒える旅、家る旅。なぜか懐かしく、居心地が良い古き良き沖縄の日常をきりとった南城市だからできるおもてなしツアー

 青年会活動や豊年祭、エイサーなどの行事を地域ぐるみで盛り上げようとするコミュニティが古くから続き、次世代にも脈々と受け継がれている南城市。そのコミュニケーション能力と各家庭の連携を生かしたナイトツアーが誕生した。グループごとにホストファミリーの元へ招かれた参加者がその家族と共に沖縄の家庭料理を作り、お酒を酌み交わしながら交流を楽しむ。その後、全員で公民館に移動し、民俗芸能を鑑賞するという、いわば夜間限定の大人の民泊的なプロジェクト。極めてオーソドックスな取り組みではあるが、住民が自主的にツアーに参加し続けなければ成り立たない事業だ。家庭の温かさや人の優しさに触れながら沖縄の夜を満喫する。
【プラン内容】
  • 台所ではおばぁ(お婆ちゃん)によるクッキングスクールが開講!?

  • あんまぁ(お母さん)がつま弾く三線をBGMに、ちびっこも負けじと獅子舞を披露。次世代に継がれてゆく沖縄伝統文化を垣間見る

  • 次々と食卓へ運ばれる、愛情たっぷりの沖縄家庭料理。地元のお母さんらと参加者が力を合わせた「合作」だけに味も格別!

  • 青年会が十八番芸の伝統舞踊を披露。ダイナミックな踊りもさることながら、艶(あで)やかな衣装にも目を奪われる

  • ステージを堪能した後は会場にいる全員が一体となり、カチャーシー(喜びの踊り)で締めくくり!ハイテンションのままツアーが終了する

  • 最後は全員で記念撮影。楽しい時間はあっという間に過ぎ去る

いつでも、どこでも、だれとでも。「出会い」を楽しみに過ごしている、
南城市観光協会の屋我 英樹さんに今回の事業について思いを語ってもらった。
漢那 一浩

一般社団法人 南城市観光協会 統括主任。南城市出身。南城市を元気に盛り上げられるように、明るく、楽しく前向きに地域の観光まちづくりに関っている。

「夏の凪いだ海、そして船上で食べる穫れ立て新鮮カツオの朝食は最高の一言」

 「従来の地域性を今のうちにより強固なものにしようという思いがあったんです。南城市の財産は、郷土愛にあふれた個性豊かな人財です。それを有効に活用するのが我々の仕事。地域住民が主体となるまちづくりがそのまま観光産業に結びついていくと確信しています」

南城市

沖縄本島南部の東海岸に位置する。緑豊かな高台から眺める絶景が人気を集めている、ハートの地形をした癒しのスポット。南城市キャラクターの「なんじぃ」も話題沸騰中!

南城市プロフィール
●人口:42,181人(2014年12月末現在】
●面積:49.70k㎡
  • あざまサンサンビーチ

  • 幸せの架け橋

  • 知念岬公園

  • ニライ橋・カナイ橋

伊良部島・海人修行ツーリズム
なんじょうナイトツーリズム
ウォーターツーリズム
夜間観光メニューの開発
沖縄南部 癒しの女子旅
ありくりVol.1はこちら

ウォーターツーリズム

ウォーターツーリズム

豊かな水が育む久米島。人の心にふれ学び、癒され、健康に! 自然を体験するツアー

 多様な地質が密集し、地層がフィルターの役目を果たす久米島は、豊かな水源と良い水質に恵まれた沖縄では珍しい島。水のおいしいところは食べ物もおいいしいとよくいわれるように、古くは田んぼが広がる米どころでもあり、お酒や野菜など、県内でも指折りのおいしい特産品がそろっている。そのような環境を活かした体験プログラム「ウォーターツーリズム」が企画された。久米島の人々がどのように水と関わり、どのように生かしてきたのか、また海洋深層水を活用した新しい産業などを見学したり、昔から現在まで続く水との関わりが学べるなど、4つプログラムが用意されている。
【プラン内容】
  •  世界で唯一、久米島だけに生息しているクメジマボタルをはじめ、リュウキュウアカガエルなど、豊かな水と緑に育まれた貴重な生物について学べる。実際に湿地の中に入って生きものたちを探すプログラムは、大人も夢中になるほどの楽しさ。

  •  家族経営の小規模な酒造所で、県外はもちろん、沖縄本島にもあまり出回らない貴重な「米島酒蔵」を見学。酒づくりに欠かせない高品質の水が豊かな久米島ならではの泡盛づくりを学ぶ。度数や年数の違う古酒の飲み比べなども体験できる。

  •  太陽の光も届かない深海で2千年の時をかけて地球を巡回している、豊富な栄養素が含まれた海洋深層水の研究施設が平成12年、久米島にオープンした。日本で3番目となる施設で海ぶどうの養殖など、新たな産業を見学する体験プログラム。

  •  幼いころから里山遊びを体験し、森をよく知っている地元ガイドの案内で、ラムサール条約に指定された自然豊かな森を散策するアクティブなプログラム。水がどのように里山をつくって、人々がどのようにその恩恵に預かっていたかを学べる。

久米島

沖縄本島から西に約100km、沖縄諸島に属する島で最も西に位置する。県内では5番目に大きな離島で、ダイビングやフィッシングなどマリンレジャースポットとして有名。

久米島プロフィール
●人口:8,296人(2015年1月末現在)
●面積:63.21k㎡
  • 比屋定バンタ

  • 上江洲家

  • ハテの浜

  • 畳石

伊良部島・海人修行ツーリズム
なんじょうナイトツーリズム
ウォーターツーリズム
夜間観光メニューの開発
沖縄南部 癒しの女子旅
ありくりVol.1はこちら

夜間観光メニューの開発

夜間観光メニューの開発

煌びやかな街の輝きと笑顔があふれる週末夜のエンターテイメント空間を体感

 北谷町・美浜アメリカンビレッジの観覧車前広場は、明日のスターを夢見て多くの若者達が、時折パフォーマンスを繰り広げるスポットとして知られている。ここから数々のアーチストが誕生した実績と環境を生かし、定期的にパフォーマンスが楽しめる、北谷町の新たなキラーコンテンツ「毎週末の夜アメリカンビレッジではエンターテイメントショーを観て楽しめる」が構想された。週末の夜はいつでもパフォーマンスが観られるという情報を国内外に発信し更なる集客を目指す。煌(きら)びやかに浮かび上がる観覧車や街の明かりを背景に、歌、ダンス、大道芸、舞踊、エイサーなど、アーティストと観客が一体になれる最高のエンターテイメント空間を創出する。
【プラン内容】
  • 「auオキナワミュージックグランプリ2013でグランプリを受賞した「2源色(ニゲンシキ)」のライブ」

  • バク宙やトランポリンを使ってアクロバティックな演技を披露した3人組の「チョンダラーズ」

  • ハートフルな歌声を披露したシンガーソングライター「Ishiko(いしこう)」

  • スプレー缶を使って幻想的な絵を描くスプレーアーティストの「YASUKI」

「美浜エンターテイメント・ナイト」の牽引者、北谷町観光協会の
松田 尊さんに事業のきっかけや課題、これからの展望などを伺った。
漢那 一浩

(一社)北谷町観光協会事務局次長。主に、観光客接客や北谷町内の観光案内をはじめ沖縄県全般の観光案内を行う。町内各イベントの実施やプロ野球春季キャンプの受入なども行なっている。

「アーティストが集まり主体的に盛り上げてくれる空間作りが大切だと思っています」

 「この事業を継続させるには、アーティストの技量に関わらず集客に結びつきにくい演目に何か工夫をすることが必要だと思います。今後は参加アーティストを更に増やし、彼らが主体的に美浜エンターテイメントを盛り上げ、この事業を継続•拡大していけたらいいですね」

北谷町

沖縄県中頭郡に属する町。西海岸に位置する美浜地区には大型ショッピングセンターやリゾートホテル、映画館などの娯楽施設が集中しており地元客や観光客に注目を浴びている。

北谷町プロフィール
●人口:28,167人(2014年12月1日現在)
●面積:13.63k㎡
  • カーニバルパークミハマ

  • AKARA・デポアイランド

  • アメリカンデポ

  • サンセットビーチ

伊良部島・海人修行ツーリズム
なんじょうナイトツーリズム
ウォーターツーリズム
夜間観光メニューの開発
沖縄南部 癒しの女子旅
ありくりVol.1はこちら

沖縄南部 癒しの女子旅

沖縄南部 癒しの女子旅

沖縄体感!単位制プログラム「ちゅら島大学」で女子旅体験プランを自由に満喫

 那覇のターミナルから路線バスでも40分。沖縄本島南部に位置する八重瀬町は、沖縄らしい昔ながらの海岸線と深い緑を有する地域。沖縄最古といわれる石造りのシーサーや、130年前の魔除けの石碑が現存、日本で10例もない絶滅危惧種の海がめ、タイマイが生息する希少な場所でもある。意外と知られていない八重瀬町の魅力を県外に広めるために女性スタッフの手で企画されたのが、特に女性層に向けたメニュー「ちゅら島大学」。単位制でアクセサリーなどの手作り体験や、マリン体験、まち歩き体験など好きなプランを自由に組み合わせ、都合のいい時間に満喫できるメニューだ。卒業記念品のプレゼントなど「プチお得感」も女子心を刺激してくれる。
【プラン内容】
  • 人気のスムージー作り体験。太陽の恵みをたっぷり浴びて育った沖縄の野菜&フルーツは栄養たっぷり。おいしいだけじゃなく、美肌効果も期待できそう!

  • まち歩きの途中、触るとご利益があると言われる面シーサー(顔だけのシーサー)を発見。思わず立ち止まり、皆で運気UP祈願!!

  • 好きな体験プランを自由に組み合わせて楽しむことができる

  • サンゴを使ったフォトフレーム作りに挑戦。制作開始からわずか1時間足らずで完成

NPO法人自然体験学校のお二人に、今回のプログラムを立ち上げたいきさつから
苦労した事や課題点をはじめ、今後の展望などを聞いた。
若林 伸一

NPO法人自然体験学校理事長。
観光で地域に収益を上げて、活性化につなげている。

「八重瀬町から発信して沖縄全域に拡大していけたらと思います」

 「八重瀬町は、まだ知られていない魅力や発見がたくさん残っている町です。那覇からもバスで40分で来れますし、体験後に夕方の飛行機に乗ることもできます。今後は、ちゅら島大学を八重瀬町から沖縄全域に広げていくこともできるんじゃないかと思っています」

知念 麻衣子

NPO法人自然体験学校で今回の事業である女子旅や体験などプログラムの仕組みから地域連携、運営方法まですべてを担当。

「女子的要素を盛り込みもっと徹底した企画を追求してみたいですね」

 「企画にあたり、女性の間で人気の出雲大社に行ってきました。情報収集に一番苦労しましたが収穫も大きかったですね。今回の室内体験メニューに、女子的なものを盛り込んでますが、もっと追及できる素材があると思っているので、今後はそこをつついてみたいですね」

八重瀬町

沖縄本島南部に位置する町。2006年1月1日、島尻郡東風平町と具志頭村が合併して誕生した。全体的に豊な土壌に恵まれ、古くから農業の盛んな町として発展し続けている。

八重瀬町プロフィール
●人口:28,570人(2014年12月1日現在)
●面積:約26.90k㎡
  • 具志頭フクギ並木

    具志頭フクギ並木

  • 富盛の石彫大獅子

    富盛の石彫大獅子

  • 玻名城の郷ビーチ

    玻名城の郷ビーチ

  • さとうきび畑

    さとうきび畑

伊良部島・海人修行ツーリズム
なんじょうナイトツーリズム
ウォーターツーリズム
夜間観光メニューの開発
沖縄南部 癒しの女子旅
ありくりVol.1はこちら